戦術について
はじめに
- 視界
偵察兵や偵察車両、偵察機による視界の確保は基本中の基本。
発見され難い偵察兵、戦車等に随伴可能な偵察車両、地上ユニットでは偵察できない前線より後ろを偵察できる偵察機がある。
視界が確保できていなければ効率的な攻撃も防御もできず、ありとあらゆる行動が後手後手になってしまう。
偵察兵は非常にステルス性が高いため、様子を見つつなるべく視界を確保できる場所へ移動させよう。
- 対空
どの師団での戦術でも対空は重要なセクションであり、敵航空機を放置すればあらゆる地上ユニットが撃破されてしまう。
スタンさせさえすれば対地攻撃はできなくなるため、対空砲による防空網を構築することになる。
ただし対空砲だけでは相当数を展開しなければ撃墜ではできず、確実に撃墜をするには戦闘機による追撃をするしかない。
「なら戦闘機や戦闘爆撃機だけで良い」と思うかもしれないが、補給時間や攻撃態勢に入るまでの時間、撃墜される事を考えると戦闘機だけでの制空は微妙。
空挺師団であれば戦闘機でゴリ押しすることも出来るが、対空砲によるセーフゾーンが有利に働くことは明白。
両方に投じる程ポイントに余裕がなければ対空砲の配置を優先し、余裕ができてから戦闘機を出す程度でも良い。
ともかくどのような形であれ対空には気を払うべき。
- 練度(上に付いてる黄色い☆)
これが高ければ命中精度やスタン耐性等が上がり、戦闘を有利に進めることができる。
指揮ユニット(左上の白い☆のアレ)は範囲内の味方ユニットの練度を+1する効果があるので覚えておこう。
練度付きのユニットは付いていないユニットよりも1枠辺りで出せる数が少ないが、余程枠に余裕がない限りは練度の高いユニットを選ぶべき。
仮に射程1000mの戦車だとしたら命中率の関係で有効射程はもっと短くなるが、練度が上がれば有効射程を上げる事ができる。
射程ギリギリでの撃ち合いであれば違いがよくわかるだろう。
歩兵師団向き
- 歩兵メイン戦術
- 基本的には戦車が攻めにくい主要な市街地や森を確保するのが仕事になる。
- 歩兵は建物や森に入ってキルゾーンの形成及び戦線ラインの押し上げを行う。
- 他にはArtilleryによる前線の援護及び敵Artilleryへのカウンター、対戦車兵器による装甲車両への対策等。
- 普通の歩兵だけではなく、マシンガン兵やナパーム兵を有効活用することが重要になってくる。
- 歩兵をそれなりの数展開することが多く、操作量が増えて忙しくなりがち。
- 主に歩兵師団の戦術ではあるが、空挺師団は高練度+AIRBORNEのおかげで単純な歩兵の質では上。
機甲師団程は戦車が揃っておらず、航空機も空挺師団よりも少ないため、対装甲車両は対戦車砲や対戦車歩兵を有効に活用せざる得ない。
あらゆる師団で使う歩兵の基礎的な動き、対戦車兵器の有効な位置取り、必要に応じた航空機の運用と基本的な事を学べるだろう。
機甲師団向き
- 戦車メイン戦術
- 戦車による殲滅と前線の押し上げが仕事。
- 歩兵に対しては無敵である戦車を使い味方歩兵の支援、敵戦車を撃破しつつ進軍していく王道的な強さを持つ。
- 対戦車砲や厄介な場所にいる対戦車兵はArtilleryや航空機で排除して行く。
- 装甲がどうしても抜けない戦車が出てきた場合、対戦車兵で撃破、爆撃等でスタンさせて側面を見せた所を狙って撃破、どうにか接近して実質APを上げて撃破する。
- 操作量は歩兵と比べれば少ないが、撃破された時の1ユニット辺りの損失が大きいため慎重な運用が必要。
- クリアリングさえできれば戦車の波に飲まれていく敵が拝めるだろう。
攻守共に主役である戦車を正確なタイミング、正確な場所に展開できるようになるだろう。
自分が機甲師団を使っている時に相手にやられて嫌な事は、相手が機甲師団を使っている場合もストレスになる。
空挺師団向き
- 航空機メイン戦術
- 前線に存在する敵主力ユニットを航空機で撃破して脆弱になった前線を押す方法
- 主に空挺師団ができる戦術
- ユニットとして低コストの歩兵、対空砲、対戦車砲ユニットがメイン
- しかし航空機は後半の戦車と同じ程度のコストでありながら「地上にいないユニット」であるため帰還中、リロード時間では地上にいないのも同じ
- 戦線をいかに維持し、航空攻撃で脆弱になった前線を攻めれる地上戦力と対地攻撃機と制空権のための戦闘機とのシーソーバランスをクリアしなければならない
その他戦術
- Artillery(砲兵)メイン戦術
- 結局森が怖い、茂み怖い、街が面倒等そんな人向け
- 相手のArtilleryに対するカウンターを考えると、A~Bの段階で射程2400m以上の榴弾砲、自走砲を出せる師団が望ましい。
- どの戦術でも多かれ少なかれ使うArtilleryに特化した前線維持及びラインの押し上げを図る戦術。
- 基本的には歩兵メインの運用に近いが、向こうよりもArtilleryの比率がかなり高くなる。
- 師団に合わせてロケットによる圧倒的な面制圧、榴弾砲による高HEのアウトレンジ、即効性のある迫撃砲、高HEに広いAOEと発射レートの高いのOPを適時選択する。
- 常にカウンター攻撃を受ける事を前程に考え、攻撃後に移動する事が重要であり必須事項。
- 自走砲やOPあれば道や線路に沿って動かす事で攻撃後に迅速な移動が可能。
- 航空機メインとはことなり常に前線後方にいるので好きなタイミングで攻撃できるので比較的運用しやすい。
- しかしこちらは「常に地上にいる強力な火力かつ脆弱なユニット」であるためヘイトが高い、カウンター砲撃ならびに爆撃が敢行されるので戦闘機や対空砲などを近くに添えておきたい。
- 基本的には特にドイツが使って強い戦術であり、理由として射程4000m榴弾砲、各種ロケット砲の威力や射程、射程2800mでHE27のHUMMEL等の存在。
前線を支える歩兵等の運用がまともにできなければ砲撃が生かせないので注意。
あくまで戦況が膠着している状況を一気に動かしたり、攻守を有利に進める手段であって、実際にラインの押し上げをするのは歩兵や戦車という事を忘れてはならない。
多かれ少なかれ前線や対空に割けているポイントをArtilleryに割いている以上、確実に有効な砲撃をする必要性がある。
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